大手銀行は8月の住宅ローン金利を引き下げました。
三菱東京UFJ銀行は10年固定型の最優遇金利を0.05%引下げ、年0.50%とします。
三井住友住友信託銀行も0.05%下げて年0.35%といづれも過去最低に並ぶ水準です。

これらの影響か、年齢的なものなのか、地域的(三重県は持ち家率70%を超える)なものなのか、私の周りにもマンションを購入した人がこの半年で何人もいます。
最低金利と聞くと住宅を購入しようかな、と考えるかもしれません。しかし、それだけを理由にするのはどうでしょう?あってもいいかな、という物欲ではなくやはり目的をもって必要と考えたかから買うべきです。

今は金利が安いので目先の支払い額ばかりに目がいきがちです。しかしそのローンは今後、何十年も続くものではないのでしょうか?10年先、20年先の生活がみえるでしょうか。

政府発表の「中長期の経済財政に関する試算」によると2020年には住宅ローン金利と連動する長期金利が3.4%になると試算しているようです。これはあくまで大胆な金融緩和や機動的な財政支出などを続けた場合の「経済再生ケース」です。
実際のところ金利がどうなるのかは誰もわかりませんが、今のままが続くと思い込んだり、当初金利のまま35年のローンを試算するのは間違えです。
ボーナスやパートの妻の収入を固定的に見ていませんか?

周りに住宅ローンを利用してる人が多いので気軽に誰でも借りられるイメージがあるかもしれませんが、恐ろしい面もあるのです。
住宅ローンで購入した家は自分の家のようで実はそうではありません。(抵当権の設定・実行)滞納(3ケ月以上)を続けると家を競売にかけられてしまうかもしれません。イヤだといっても契約に基づいて粛々と処理がなされます。
一般に
1~3ヶ月 金融機関から催促
3~5ヶ月 厳しい催促状
6ヶ月~   期限の利益喪失、保証協会による代位弁済、差押通知書、競売開始通知書

競売は5~7割の値段しかつかないので、下手をすると家を手放してもローンが残ります。このローンもやはり支払わなければいけません。自己破産の可能性もでてきます。これはあくまで一般的に何も手を打たなかった場合です。

しかしながらこのような状況に追い込まれると団体信用生命保険に入っているから死んで返そうか・・・と考える方もいらっしゃいます。目的をはっきりさせて下さい!家族の笑顔のためのマイホーム。あなたが死んでしまっては笑顔どころで
はありません。

最後にもう一度。目的をはっきりさせましょう。有名メーカー、新築、注文住宅、最新設備にこだわりますか?家族の笑顔を得るために削るべきものはありませんか?

まずは無理のない事前の計画です。ライフプランでできる限りの予想をすると備えができるものです。

ライフプランについてのご相談、返済についてご相談も承っております。詳しくは弊社HPまで。

文責-桂山永子