AI(人工知能)は、様々な業種に対して影響を与えだしました。
最も親和性が高いものは、デジタルがベースの金融かもしれません。
小生も最近、人工知能を利用した運用を始めました。思ったよりシンプルで簡単です。
よってコストも押さえられています。(運用はコストが大切)
メガバンクや地銀においてもAIを利用した「貯蓄」から「投資」への流れを作っています。
来年からは確定拠出年金もスタートします。個人においても資産運用のリテラシーの向上が求められます。
このAIを利用した資産運用は、自分の投資スタンスを決めるだけで後はAIが投資対象を絞り込んでくれます。
投資顧問業とセットであれば、入金するだけで運用され後は結果のみを見ているだけです。
簡単かつ深く考える必要はないということは、AIに任せっきりになってしまうということになり、
金融リテラシーの向上に繋がらないのということにもなります。
また、全てがAIによる運用になってきたときのリスクへの対応も気になります。
小生は、若いころから自分で運用し非常に痛い目にも多々あった。なので、いつも何が起こるかわからないと思っている。
そして投資は自己責任。運用結果が思わしくないときも全て自分の判断によるものである。結果的に納得するしかないのである。
しかし、AIに全てを委ねた場合はどうだろうか。販売側(金融商品を販売する金融機関等)からすれば頼りになるサポートサービスには違いないが・・・。やはり何事もバランスが必要ではなかろうか?
AIは利用するものと捉え、自分のアイデンティティーを確立すべきである。
今後、AI花盛りの時代がやってくるが、如何にバランスしていくかが重要と思われる。
例えば、AIによりなくなる仕事もあれば新しく必要となる仕事もある。
10年後のAI日常化の時代に必要となる「アイデンティティー」。
年末年始の時間に、1人になってゆっくり考えてみてはいかがですか
それでは・・・。
文責-山口彰敏
文責-山口彰敏
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