皆さんは、自分で「ライフプラン」なるものを作ったことはありますか?

私が、初めて自分の「ライフプラン」を作ったのは18年前の37歳の時でした。ショッキングでした。

何故かというと、60歳以降は年金で悠々自適な生活をイメージしていたのに、ライフプランでお金の動きを「見える化」したら、こともあろうに65歳で貯蓄が底をつき、それ以降は年間収支赤字の生活続くということでした。(実質破綻ということです)

その時は、自分の人生を考えました。真面目に一生懸命働き、決して贅沢な暮らし推しているわけではないのにどうして破綻するのか?

しかし、気を取り直しライフプラン(対策前のキャッシュフロー)を分析してみることにしました。すると、今まで気づかなかった細かな「贅沢」が隠れていました。その贅沢の要素とは「保険」「車」「住宅」にありました。詳しく解説します。

当時の状況は、子供が11歳と7歳、奥さんはパートで月2~3万円の収入、住居は賃貸で、車は2台所有していました。子供の学校区を考えながら一戸建て住宅を探しているところでした。(これからという時に「ライフプランショック」が発生しました。)

それでは、贅沢分析の1番手の保険について解説します。

当時、子供がまだ小さく、もしもの事態(死亡・ケガ及び病気による収入不足)を考えると「死亡保険」「医療保険」「所得補償保険」等数々の保険に加入しておりました。これで安心と考えていました。

ライフプランを見ても「私が死んだ場合」は、家族の収支は妻が75歳程度まで貯蓄が黒字でそこそこ安泰でした。しかし、私が生き続けた場合は、65歳で破たんです。「えっ!」という感じです。

明らかに保険の掛けすぎでした。もしもの時の収入不足を全て保険で対応しようとした結果です。

次に「車」です。10年毎に買い替えをしていました。これもショッキングで、生涯に係る車に関する費用(車両費・保険・税金・車検・ガソリン代・駐車場代等)は24歳で結婚してから75歳を最後とすると4,000万円近くになります。

最後に住宅ですが40歳で3,500万円程度で頭金は10%程度、金利2.75%で35年ローン(3,150万円)を考えていました。利息も含めると、最終的には5,000万円程度となります。(購入予定の住宅もライフプランに組み込んでいました。)

これらの「贅沢の要素」をライフプランで見えるかしたことで、下記のような対策を立てました。

1.保険は社会保障と雇用保険をベースに考え、死亡保障(先進医療のみ特約)を中心にし、医療保険は解約しその分を貯蓄(積立投信)に回しました。

2.車は1台として、購入サイクルは12~14年程度としました。

3.住宅は42歳で購入(約3,000万円)し、頭金は30%弱用意しました。

結果的に18年経った今、ライフプランは改善し、生きていても・死亡しても70歳後半までは家計収支は黒字を維持できそうです。時間は取り返しがつきません。現状を分析し、未来を予測し、計画を立て、それを修正していくことで安心できる老後があります。皆さんも、早い段階で、「ライフプラン」を作成し、自分の未来を「見える化」してください。

それでは・・・

(文責-山口彰敏)